reg-bam-entries

SYSTEM レジストリハイブファイルから、プログラムの最終実行時刻を記録した BAM (Background Activity Moderator) エントリを照会します。BAM は Windows 10 バージョン 1709 以降でバックグラウンドプログラムの実行履歴を追跡するサービスです。

コマンドプロパティ

項目説明
コマンドタイプドライバークエリ
必要な権限なし
ライセンス使用量ライセンスが必要なコマンド
並列実行非対応
分散実行非対応

構文

reg-bam-entries [zippath=STR] [zipcharset=STR] PATH

オプション

zippath=STR
レジストリハイブファイルが含まれる ZIP ファイルのパス。指定すると ZIP ファイル内の PATH に該当するファイルを読み込みます。
zipcharset=STR
ZIP ファイルエントリのエンコーディング(デフォルト: utf-8

ターゲット

PATH
SYSTEM レジストリハイブファイルのパス。ワイルドカード(*)を使用して複数のファイルを指定できます。

出力フィールド

フィールドタイプ説明
_file文字列元のファイル名
sid文字列プログラムを実行したユーザーの SID
file_name文字列実行されたプログラムのファイル名
file_path文字列実行されたプログラムのフルパス
last_execution日付プログラムの最終実行時刻

エラーコード

パースエラー

該当なし

ランタイムエラー

該当なし

説明

reg-bam-entries コマンドは、Windows SYSTEM レジストリハイブファイルの ControlSet001\Services\bam\UserSettings キー配下にある BAM エントリを解析します。BAM は Windows 10 でバックグラウンドアクティビティを管理するサービスで、各ユーザーが実行したプログラムの最終実行時刻を記録します。

フォレンジック分析では、SYSTEM ハイブファイルは通常 C:\Windows\System32\config\SYSTEM に存在します。

使用例

  1. SYSTEM ハイブファイルから BAM エントリを照会

    reg-bam-entries /opt/logpresso/evidence/SYSTEM
    

    指定した SYSTEM ハイブファイルからすべての BAM エントリを照会します。

  2. ZIP ファイル内の SYSTEM ハイブから BAM エントリを照会

    reg-bam-entries zippath=/opt/logpresso/evidence/registry.zip SYSTEM
    

    ZIP ファイルに含まれる SYSTEM ハイブファイルから BAM エントリを照会します。

  3. BAM エントリから特定ユーザーの実行履歴をフィルタリング

    reg-bam-entries /opt/logpresso/evidence/SYSTEM
    | search sid == "S-1-5-21-*"
    | sort -last_execution
    

    BAM エントリを照会した後、特定の SID パターンに一致するユーザーのプログラム実行履歴を最新順にソートします。